教員になりたいけど、教員不足の話題が多くて不安。
教員は、かなり忙しい(ブラック)って聞くけど、いいところはないの?
教員1年目だけど、教員の悪いところしか見えてこない。
このように悩んでいる人いると思います。今回は、現役小学校教員のTo先生が、『教員っていいぞ 〇選』をまとめてみました。人によって感じ方は違うと思いますが、参考にして頂けると幸いです。
To先生のプロフィール(前提)
30代前半の男性 小学校教員8年目(内1年育休) 前職歴なし
地方の小学校2校目 担任経験学年3年、4年、5年
体育主任・研究主任経験済み
2023年8月から2回目の育児休業取得中
教員のいいところ① やりがい・達成感
やりがい・達成感と聞いて、「はいはい」と思った人もいるかと思います。どんな仕事でもそうだと思いますが、やりがいや達成感って大切なものだと思います。教員のやりがい・達成感は子どもたちの成長から得られるものが多いと思います。教員は、目の前にいる子どもたちの成長を目の当たりにします。わり算できなかった子たちができるようになる。協力的ではなかったクラスが協力し合えるようになる。1年間を通して、顔つきが変わってきた。きりがないくらい出てきます。ほぼ毎日顔を合わせているので、成長を感じにくい時もありますが、1年間を通してみると成長していない子はいません。必ず何かしらの成長があります。その成長は、子どもたち自身の力がほとんどですが、教員が短いレールを引いているもの確かです。
何度も失敗して、何度も練習を繰り返して、やっとできるようになった姿を見ると、こっちまでうれしくなり心打たれます。
教員のいいところ② 給料
小学校の教員は公務員なので、毎年昇給・ボーナスありです。厚生労働省のjogtagによると、全国の小学校教員の平均年収は約740万円だそうです。そして、国税庁の調査によると給与取得者の平均年収は443万円だそうです。調べ方に違いがあると思いますが、小学校教員は、比較的給料が高いと言えると思います。私は、地方の学校だからか、年齢のせいなのか、年収740万円には遠く及ばないです。
また、教員の給料は、安定していてほぼ毎年昇給します(下がることがほぼない)。そして、ボーナスが必ずあることも魅力的です。2016年から教員評価システムがスタートして、校長・教頭によって評価されます。良い評価だった場合は、昇給率が上がることもあります。一番悪い評価だった場合は、昇給はありませんが減給もありません。
小学校教員の給料が比較的高くて、安定していることが分かったと思いますが、カラクリもあります。残業代が定額でいくら残業しても給料は増えません。なので、実質的な給料で考えると・・・
今回は、教員のいいところまとめなので、この辺にしておきます。
教員のいいところ③ 休日
教員は、基本的に土日、祝日がお休みです。完全週休2日はとてもありがたいです。そして、夏休みなどの長期休業は、割と業務が楽になるのでどの教員も夏季休暇や年休を多くとります。夏休み期間中に最長で18連休したことがあります。普段(学校がある日)も年休を取ること自体は簡単ですが、授業の進度やテストの丸付けなど、休んだ分つけがまわってくるのが現状です。
また、その気になれば育児休業の取得もあっさりできます。私自身2回目の育休の真っ最中です。1回目の育休は1年間とりました。2回目の今回の育休は、8カ月間の予定です。育休について寛容な教員が多く、気まずくなったことは一度もありません。本当に育休が取りやすい環境だと思います。
市町村によって多少異なりますが、他にも特別休暇があります。下記の記事を参考にしてみてください。
まとめ
どうでしたか?メディアは、教員のブラックな部分を取り上げることが多いですが、当然いいところもたくさんあります。今回は、私が思う小学校教員のいいところを記事にしました。中学校教員や養護教諭などの小学校以外の業種でも、また違ったいいところがあるかもしれません。
私は、小学校教員の仕事は好きですが、働き方は嫌いです。教員という仕事がもっと魅力的な職業にってほしいと願います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事でみなさんの悩みが解決し、次に進めたら幸いです。
『無知が一番の損』 これからも学んでいきましょう。
X(旧Twitter)でもお金のこと、教員のことを発信中。興味がある人は覗いてみてください。
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