育休取りたいけど、周りの目が怖いな~
2人で育休取りたいけど、お金のことが心配
育休に対して、不安や心配を抱えている人は少なくないと思います。私は、現在2度目の育休を取得中です。今回は私の経験をもとに『【悩みすぎ】男性教員 育休のリアル』をまとめてみました。育休を取りたいと思っている人は、ぜひ参考にしてください。
To先生のプロフィール(前提)
30代前半の男性 小学校教員8年目(内1年育休) 前職歴なし
地方の小学校2校目 担任経験学年3年、4年、5年
体育主任・研究主任など経験済み
2023年8月から2回目の育児休業取得中
育児休業とは
子が1歳(一定の場合は、最長で2歳)に達するまで(父母ともに育児休業を取得する場合は、子が1歳2か月に達するまでの間の1年間<パパ・ママ育休プラス>)、申出により育児休業の取得が可能
厚生労働省 イクメンプロジェクト より引用
育休は、基本的に子どもが1歳になるまでの間取得可能です。(男女ともに)
また、原則として会社側(雇い主側)は育休取得を拒否することができないので、ほぼ確実に育休を取得することができます。
その他育休の詳しいことは、下記の記事にまとめいるのでご覧ください。
男性育休のリアル
みなさんの周りに育休を取ったことのある男性教員っていますか?なかなかいませんよね。育休がまだまだ浸透していないのが現状です。
育休経験者が近くにいないと、育休の悩みや不安も相談しずらいと思います。
私は、過去に1年間の育休取得と、現在8月から2回目の育休を取得しています。私も育休取得前は、悩みや不安が多くありました。私の中で大きかった悩みや不安を3つまとめてみました。
悩みや不安① 本当に育休取っていいの? ただでさえ教員不足なのに
1回目の育休取得は、教員不足が深刻な状況ではなかったので、まったく気になりませんでした。
しかし、2回目の育休取得は教員不足が全国的に騒がしい時でした。「自分が育休に入ることで、他の教員に自分の仕事が回るかもしれない。そうなると・・・」とほんの少し考えましたが、教員不足なのは現場にいる教員のせいではないし、私自身のせいでもない。代わりの教員を見つけるのも現場の教員でもないし、私自身でもない。と思い育休取得を躊躇しませんでした。私が育休取得後も学校は何事もなかったかのようにいつも通りです。
正直、1教員ではどうしようもない問題なので、育休取得を諦める理由にしないでほしいです。
また、教員不足を理由に育休取得を拒否することはできないと思うので、家族のため・自分のためと割り切って育休取得しましょう。
悩みや不安② 男性が育休取っても生活できる?お金大丈夫?
結論、計画を立てていたら大丈夫。夫婦ともに育休取得ならもっと大丈夫。
育児休業給付金は、育休開始から6カ月間は休業開始賃金の67%、残りの期間は休業開始賃金の50%が支給されます。これだけ聞くともらえる金額が少ないと感じ、お金の不安が出てくると思います。
しかし、実際は所得税がなかったり、社会保険料が免除になったりします。なので、育休開始から6カ月間は今の手取りの80%ぐらい、残りの期間は今の手取りの60%ぐらいの給付金があると考えても大丈夫です。 【参考】 今の手取り20万円 → 給付金約16万円(育休開始から6カ月間)
ちなみに、夫婦2人で育休取得するなら、給付金も2人分もらえます。そうなると、育休開始から6カ月間は2人で25~30万円もらえることになります。これなら生活に困ることはなさそうですよね。
私自身、1回目の育休は、夫婦ともに育休取得していたので、お金の心配はありませんでした。
2回目の育休は、私のみ育休を取得しています。妻はフリーランスですが収入はほぼ0です。給付金も私1人分なので、毎月家計は赤字です。そして、私が育休中の8カ月間で約100万円の貯金がなくなる計算です。貯金がなくなることは、育休入る前から知って準備をしてきました。なので、お金の心配はしていません。
100万円も貯金減らして大丈夫?って思った人もいますよね。でも100万円払うだけで、8カ月間休みがもらえて、今しかない子どもの成長を直接見届けられて、妻との時間が増えます。育休取得一択ですよね。
【お金が心配】【貯金を増やしたい】なら、やるべきは固定費の見直しです。下記の記事を参考にしてください。
悩みや不安③ 周りの教員からどう思われてるかな?
あなたは、育休取得している教員をどう思いますか?多分『羨まし』とか『育休取得憧れる』とかどちらかというとプラスの気持ちが出てくると思います。
他の教員も同じだと思います。「あいつ育休だからむかつく」とか「育休取っていたくせに生意気だな」と思う教員は、本当にごくわずかだと思います。
もし、そんな教員がいたとしても、教員には異動があり関わらなくなるので心配はいらないと思います。
私自身、育休が原因で気まずくなった教員は1人もいません。むしろ、多く教員から育休について聞かれるのでうれしいです。
まとめ
男性育休取得は控えめに言って最高です。成長を見届けられる・妻との時間が増えるだけでなく、自分の時間が増えるので心と体も休まります。
しかし、育児を甘く見てはいけません。育児はイレギュラーなことだらけです。大人2人でも1人の赤ちゃんのお世話するのはものすごく大変です。だからこそ、育児を片方に任せないで、夫婦2人で支え合ってほしいです。
世の中には、育休取得しているにも関わらず、育児も家事もしない人もいるみたいですが、この記事を読んでくれている人はそうならないと信じています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事でみなさんの悩みが解決し、次に進めたら幸いです。
『無知が一番の損』 これからも学んでいきましょう。
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